代表挨拶

ご挨拶

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1990年代以降、日本でも様々な社会問題があり環境や企業倫理という概念が広がってきました。その後、世界的なCSR推進の動きに呼応し、2003年は「CSR元年」ともいわれ大手製造業を中心にCSRの概念が徐々に確立していきました。そして2011年の東日本大震災以降では国内企業にCSR・社会貢献という概念が一気に浸透しました。

東日本大震災以降、CSR自体の概念はずいぶん一般ビジネスパーソンにも浸透してきたものの、ステークホルダー・エンゲージメントとなるCSRコミュニケーションの概念浸透やテクニック普及はどうでしょうか。例えば、CSR活動に対して積極的に着手している企業群でも“評価される企業”と“評価されない企業”に分かれてしまうのはなぜでしょうか。私は、適切なCSRコミュニケーション(ステークホルダー・エンゲージメント)を行なっているか、いないか、だけの差ではないか、という仮説をもち始めています。

この「“成果につながり評価される”CSRコミュニケーション」を普及させなければ、日本企業のCSR評価レベルを上げることができないのではないか、という疑問を持っていた時に書籍「CSRデジタルコミュニケーション入門」(インプレスR&D、2016年4月)の執筆を手がける機会をいただきました。そして、CSR活動自体の普及はもちろんのこと、CSRコミュニケーションの必要性・重要性についても改めて考え直すよい機会となりました。

CSRコミュニケーションにおいてどの企業にも通じる万能な答えはないもの、より成果につながりやすいフレームワークや開示テクニックは確立されつつあります。そこでCSRメディア運営やCSRの情報流通に造詣が深い「CSRデジタルコミュニケーション入門」の共同執筆者を中心に、成果・評価につながり企業価値向上に貢献するCSRコミュニケーション普及促進のための非営利組織「一般社団法人 CSRコミュニケーション協会」(以下、当協会)を立ち上げました。

今後は当協会のメンバーだけではなく、社会の主軸となりつつある、デジタルネイティブとも呼ばれる世代であるミレニアルズ(1980〜2000年生まれ)の若手ビジネスパーソンなども巻き込み、“机上の空論”で終わらない、理想のCSRデジタルコミュニケーションを開発・普及していきます。

私たちは「CSRコミュニケーションをアップデートする」をスローガンに、主にデジタル領域のCSRコミュニケーションに関する調査・アドバイザリー事業を通じ、日本企業におけるCSRコミュニケーションの品質向上支援および啓発・普及・促進を行い、健全で持続可能な社会経済の発展に貢献する活動を行っていきます。

CSRコミュニケーション支援活動を通じ、企業を変え、日本を変え、より良い社会に変えたい。まだ設立したばかりの団体ですが、そんな想いを胸に、今後もサスティナブルな社会づくりに貢献していきます。

一般社団法人 CSRコミュニケーション協会
代表理事 安藤 光展

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