
4月は異動の季節です。
大手日系企業ではジョブローテンションがあり、専門スキルの有無にかかわらずCSR部門にくる新任の方が多い季節でもあるため、CSR支援の企業等が新任担当者向けにCSR初級研修を行う季節でもあります。
というわけで、本記事では、改めて“CSRコミュニケーションとは何か”を学べる記事を紹介したいと思います。それぞれの記事自体もボリュームがありますので、この記事をブックマークしていただき、お時間あるときにすべての記事をお読みください。
概念
■CSRコミュニケーション
1、CSRコミュニケーションのKPIに何を定めるのか?
2、報告書に書かれている数字の本質を捉える!
3、なぜCSRコンテンツを“運用する”必要があるのか
4、「アクセス数」の次に考えるKPIとは?
5、CSRにおけるデジタルコミュニケーション品質とは
■ステークホルダー・エンゲージメント
1、CSRコミュニケーションはデジタルとアナログどちらがいいのか
2、従業員の不満を「CSR課題」と捉えることのメリット
3、CSRで企業価値を高められるかは企業担当者の力量次第
4、政府も進めるSDGsはCSRとして成り立つのか
5、専門家の評価が高いCSR報告書は“良い報告書”なのか
報告書関連
1、ますます注目される統合報告書の2つポイント
2、統合報告書と意識調査からみる企業報告の課題(2017)
3、専門家の評価が高いCSR報告書は“良い報告書”なのか
4、日本のCSR報告書が“ハイコンテクストの壁”を超えられない理由
5、CSRのミッション・ビジョンは害悪でしかないかも
調査
1、CSRウェブサイト格付け「CSRコンテンツ充実度ランキング」
2、今年のCSR総合格付けはいかに!? 東洋経済「CSR企業ランキング」
3、CSR報告書アワード「第20回環境コミュニケーション大賞」
まとめ
CSRコミュニケーションやステークホルダー・エンゲージメントは、CSR活動において基礎中の基礎でありますが、ベテランのCSR担当者の方は自分の経験や勘で仕事を進めずに、今年度は体系化してシステマチックにCSR活動を進め、業務効率のアップ、企業価値へのインパクト向上を目指してみてはいかがでしょうか。
執筆者:安藤 光展
サステナビリティ・コンサルタント
専門は、CSR、SDGs、サステナビリティ情報開示。著書は『創発型責任経営』(日本経済新聞出版、共著)ほか多数。2009年よりブログ『サステナビリティのその先へ』運営。大学卒業後、ネット系広告会社などを経て2008年に独立。「日本のサステナビリティをアップデートする」をミッションに、大手上場企業を中心にサステナビリティ推進支援を行っている。