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年末年始に読みたい勉強本「CSRデジタルコミュニケーション入門」

  • 2016.12.6

CSRデジタルコミュニケーション入門

手前味噌で恐縮ですが、私と理事の江田さん、アドバイザーの猪又さんの2人の共著となる書籍です。

実は、日本にはCSRコミュニケーションについての専門書はありません。強いて言えばこれが国内初の書籍です。

その原因としては、出版社が儲からないから(ニッチすぎるから売れない)などの環境要因もあるとは思いますが、現実にはCSRコミュニケーションのプロフェッショナルが有識者にいなかったから、と言えるかもしれません。

CSRの有識者や専門家といえば、経営全般や環境・人権などのカテゴリが専門であるパターンが多く、この領域は意外に語られていないのです。また、実務を行うコンサルタントはこの手の書籍を書かないから、というのもあるかもしれません。

「CSRコミュニケーション」の専門家がいない。広告系の方は“コミュニケーションの専門家”である自負がある方多いでしょうが、その方々でもCSRに詳しい方はほとんどいません。コミュニケーションのプロであっても、CSRのプロでないのでしょうがいないですね(それだけCSRは面倒ということでもあります…)。

逆にCSRのプロ(業界の有名人)はコミュニケーションのプロではないことがほとんどです。それも当たり前といえば当たり前ですね。CSR関連豊富な知識や支援実績があっても、企業のコミュニケーション支援は専門的な知識が必要です。特にデジタル領域は。

自分でブログを運営してHTMLからPHPやCSSの構造を理解し(概念だけでいい)、数年間ソーシャルメディアを運用しフォロワーをつけて、大手ニュースメディアの執筆権をもって寄稿をしPDCAをまわしたり…。方法論は色々あるにせよ、自分で手と頭を動かしてPDCAをまわしたがことがCSRの専門家のほとんどにはありませんから。

というわけで、意外に空白があるゾーンがこのCSRコミュニケーションの領域なのです。私が10年程度、自身でブログやメディア運営をし、CSR支援を行ってきて、辿り着いたノウハウの一部を公開させていただいています。もちろん、現在は執筆時(2015年10〜12月)よりもさらにロジックが磨かれてますので、この領域に興味がある方は書籍を読んでいただくのはもちろんのこと、2〜3ヶ月に1回行っている「CSRコミュニケーション研究会」にもご参加いただければと思います。

年末年始の長期休みに向けて、以下のおすすめ書籍もご参考まで。

CSR関連のおすすめ書籍

執筆者:安藤 光展

サステナビリティ・コンサルタント
専門は、CSR、SDGs、サステナビリティ情報開示。著書は『創発型責任経営』(日本経済新聞出版、共著)ほか多数。2009年よりブログ『サステナビリティのその先へ』運営。大学卒業後、ネット系広告会社などを経て2008年に独立。「日本のサステナビリティをアップデートする」をミッションに、大手上場企業を中心にサステナビリティ推進支援を行っている。

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現代のCSRについて、どなたにも読みやすく、理解しやすく、そしてすぐに実践できる内容としてまとめられた一冊です。