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【日本初】マルチステークホルダー評価による「CSRモバイルサイト・アワード2017」

  • 2017.10.2

「CSRモバイルサイト・アワード」とは

CSRコミュニケーションの調査・アドバイザリーを行っている一般社団法人 CSRコミュニケーション協会(代表理事:安藤光展、以下・当協会)は、国内大手企業におけるCSRウェブコンテンツのモバイル端末対応度を調査した「CSRモバイルサイト調査」(以下、本調査)を実施し、評価点数と審査員推薦の総合評価による「CSRモバイルサイト・アワード2017」(以下・本アワード)を本日発表しましたのでお知らせします。

本調査の特徴は、既存のCSR関連ランキングとは異なり、日本初の評価方法として様々な立場(専門家、NPO、大学生、CSR担当者、ウェブマーケター、など)の方が、それぞれの立場や視点で評価する「マルチ・ステークホルダー・プロセス」を採用している点です。専門家だけではなく様々な視点からCSRウェブコンテンツ評価を実施することで、より実際の情報の受け手となるステークホルダー/エンドユーザーに近い評価結果が得られ、精度の高いCSRコンテンツ評価を実現しました。

アワード受賞企業(順不同)

◯大賞: りそなホールディングス
◯優秀賞:日立製作所、ヤフー、NTTドコモ
◯優良賞 :KDDI、SOMPOホールディングス、大和ハウス工業
◯審査委員特別賞:コーセー、キッコーマン、NTT都市開発

※アワード概要
大賞:最も優れ他の模範となるCSRモバイルコンテンツを運用する企業
優秀賞:大賞に次いで優れたCSRモバイルコンテンツを運用する企業
優良賞:大賞・優秀賞ではないが高水準なCSRモバイルコンテンツを運用する企業
審査委員特別賞:特徴が際立った独自性のあるCSRモバイルコンテンツを運用する企業

講評

(1)大賞
りそなホールディングス: CSR活動を統一感のある見やすいコンテンツにまとめられている。金融機関特有の馴染みのない用語等もほとんどなく、自己評価によるポジティブ/ネガティブの両面提示もあり、エンドユーザーから専門家まで幅広いステークホルダーへの訴求がわかりやすい。フレンドリーなイメージ作りには、細かなキャラクター活用も貢献しているようだ。CSR紹介動画をはじめとしてソーシャルメディアでのコンテンツ運用までの動線もよくまとまっている。コーポレート・サイト全体のCSRの扱いも大きく、企業姿勢としてCSR対応に積極的があるという前提があることも、評価向上に貢献している。

(2)優秀賞
日立製作所:デザイン、コンテンツ構成は申し分ない。ページの構成も、閲覧しているページだけではなく関連するコンテンツへのリンクもあり、ストーリー展開が非常に良い。

ヤフー:関連情報を網羅的に開示しつつも表現としてはメリハリがあり、また読み物として成立しており、閲覧しやすく見る楽しさを感じさせるコンテンツとなっている。

NTTドコモ:網羅性が高く完成されたサイト構成。特設サイトでは、データをうまく使い、独自性の高い見せ方を実現。社会課題と自社活動の結びつきにおけるストーリーテリングが優れている。

(3)優良賞
KDDI:すべての評価項目において高いレベルで対応できている、最も優れた企業の一つ。独自のコンテンツも特徴付けてよく表現できている。

大和ハウス工業:CSRのスローガンがキャッチーで分かりやすい。CSR関連情報のウェブマガジンなど、特設コンテンツが多く読み物としても非常によく表現でている。「ダイワログ」など造語もあり、随所に独自性を感じられる。

SOMPOホールディングス:この評価基準において最もバランスがよい企業の一つ。「CSRコミュニケーション」という大見出しのコンテンツもあり、ステークホルダー・エンゲージメントに積極的に取り組む姿勢が高評価。

(4)審査員特別賞
コーセー:デザイン、コンテンツ構成、メッセージ、など全体的なセンスの良さや独自性が際立っていた。今後のモバイル情報開示にも期待ができる。

キッコーマン:マンガでの解説などCSRの予備知識がない人にも理解しやすいコンテンツがよい。また活動のカテゴリ分けが見やすく探しやすい点も高評価。

NTT都市開発:戦略や方針など俯瞰した情報から、個別具体の取り組み事例までわかりやすく掲載されている。コンテンツに対するアンケートや用語集も用意され、コミュニケーションを重視している点が高評価。

評価方法

CSRコミュニケーション協会・調査事業部が作成。調査期間は「2017年7月1日〜2017年8月31日」、調査対象は「JPX日経インデックス400対象企業(2017年7月1日時点)」、評価項目は「コーポレートサイトおよび特設におけるCSRウェブコンテンツ・モバイルページ」、評価データは、HTMLベースの日本語による情報のみ(PDF情報は除外)としました。

評価指標として、CSRモバイルコンテンツのコンテンツ充実度とユーザビリティを重視した「戦略/方針」「目標/目的」「活動内容」「ブランドイメージ」「ステークホルダー視点」「デザイン」「ユーザビリティ」など合計10項目を評価。アワード選出は、マルチ・ステークホルダー・プロセスによる評価ポイント上位企業から審査員選出と事務局の協議により受賞企業を決定しました。

CSRコミュニケーション協会について

一般社団法人CSRコミュニケーション協会は「CSRコミュニケーションをアップデートする」をミッションとし、CSRコミュニケーションに関する調査・アドバイザリー事業を通じて、CSRコミュニケーションの品質向上支援および啓発・促進を行い、健全で持続可能な社会・経済の発展に貢献する活動を行っています。
URL:http://csr-ca.net

本件に関するお問合せ

ご意見・ご質問などは下記までお問い合わせください。なお、本調査に関する「詳細分析レポート」は、当協会の正会員(企業会員)にのみ配布しています。総合順位、コンテンツ運用の傾向と対策、各種市場調査データ、各項目の詳細解説、ベストプラクティス、などが掲載されています。正会員登録に関するご質問にお問合せも、下記よりお願いいたします。
問合せフォーム: http://csr-ca.net/contact

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執筆者:ブログ編集部
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